沖縄における「慰安婦」問題と米軍基地向け売買春



 


  • 本プロジェクトでは、沖縄において持続的に「慰安婦」問題や米軍基地の女性への暴力の問題についてとりくんでおられる方々(たとえば、「軍隊と基地を許さない行動する女たちの会」)と協議して調査をすすめたいと思います。沖縄の「慰安婦」問題については、wamが現地の女性運動団体と協力して「慰安婦」問題についての展示を1年間ほどかけて準備する予定と聞いています。そこで、VAWW RACもその動きに協力して調査をすすめることが求められています。
    また、米軍基地向けの売買春や風俗営業に関しては、上記の女性たちに加え、できれば沖縄県内の市町村史を担う地域史研究者の協力をあおいで調査する必要があります。その際、この種の商売が最も林立していた旧コザ市(現沖縄市)をはじめ、金武町、名護市辺野古、具志川市平良川などの地域が重要に思われます。その種の店の営業や周旋の実態、女性たちの賃金、借金、人身拘束、労働、暴力の実態について調査したいと思います。